お知らせ・キャンペーン

国際送金サービス事業を手がけるSBIレミット株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：木村美礼、以下「当社」）は、桐生信用金庫（本店：群馬県桐生市、理事長：津久井真澄）と広告取扱契約を締結し、2022年12月12日よりサービスを開始することといたしましたので、お知らせいたします。

 

 

 

■ 本連携の背景と目的

生産年齢人口の減少による人手不足などを背景に、外国人労働者数は年々増加しており、2022年6月末における在留外国人数296万1969人（※1）のうち、約6割（※2）を外国人労働者が占めるなど、労働市場において外国人労働者の日本経済における需要、存在感は着実に高まっています。

 

群馬県の人口は2004年の203万5千人をピークに減少に転じ、国立社会保障・人口問題研究所の予測によれば、2045年には155万3千人にまで減少すると予想されています（※3）。人口減少がもたらす問題の一つは、働き手の減少であり、短期的には人手不足をもたらし、ひいては中長期的な成長を抑制します。群馬県においては、労働人口の自然減を補うかたちで、昨年10月には外国人労働者数が過去最高の46,449人（※4）を更新、今年3月からの入国再開によりさらに増加しているものと思われます。

 

当社は、在留外国人の方々に対して郷里送金を中心とした利便性の高い金融サービスを提供することをミッションとし、米Ripple社の分散台帳技術などの最新金融テクノロジーを積極的に取り入れることにより、廉価で着金スピードの速い海外送金サービス、12か国語対応の顧客サポートなどにより、お客様の利便性向上に日々取り組んでいます。

 

一方、桐生信用金庫は、中小企業専門金融機関として地域社会の発展に積極的に取り組んでいます。群馬県は製造業の占める割合も高く、多くの企業が外国人労働者を雇用しています。群馬県の人口に占める外国人の割合は、東京、愛知に次いで全国３位で、外国人労働者数は、前橋市、太田市、伊勢崎市で、県内の６割以上を占めています（※３）。桐生信用金庫はこれら３市を含む地域を営業エリアとして店舗を構え、国や地公体、関連団体等と連携して、人手不足をはじめとした中小企業の各種課題解決に注力しています。

 

このような背景のもと、両社のもつネットワークや強みを相互に活用することにより、桐生信用金庫は、利便性の高い国際送金サービスを提供することで、地域企業で就業する外国人材の利便性向上を支援し、当社は新たな販路開拓が可能となることから、本提携に至りました。

当社は、今後もお客様のご要望を第一に考え、「新たな価値の提供」「顧客中心主義の実現」に努めてまいります。

 

 

 

（※1） 法務省　出入国在留管理庁ホームページ：令和4年6月末現在における在留外国人数について

https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00028.html

（※2） 厚生労働省：「外国人雇用状況」の届出状況まとめ（令和3年10月末現在）

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23495.html

（※3）群馬県：　移動人口調査結果（令和4年10月1日現在）

https://www.pref.gunma.jp/07/b33g_00024.html

（※4）　厚生労働省群馬労働局：「外国人雇用状況」の届出状況まとめ（令和3年10月末現在）

https://jsite.mhlw.go.jp/gunma-roudoukyoku/content/contents/001073370.pdf

 

---

印刷時は、PDFデータをご利用ください。

 印刷用

---