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国際送金サービス事業を手がけるSBIレミット株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：木村美礼、以下「当社」）は、しののめ信用金庫（本店：群馬県富岡市、理事長：横山慶一）と広告取扱契約を締結し、 2024年9月よりサービスを開始することといたしましたので、お知らせいたします。

 

 

 

■ 本連携の背景と目的

群馬県の人口は、2004年7月の203万5477人をピーク*¹に減少し、2023年12月には192万人を下回りました。*²　一方外国人住民数は72,315人（2023年12月末現在)と県人口の3.8%を占め、前年比で10.7%増加し*²、この減少傾向を緩和するかたちになっています。労働力不足が高止まりするなか、群馬県の外国人労働者数は50,324人と過去最高を更新しましたが*³、技能実習制度が見直され育成就労制度が新設される方針が明らかとなる等、制度改正の過渡期の中、人材の確保と定着において課題も多く、労働力確保は容易ではありません。

 

当社は、日本に在留する外国人に対して郷里送金を中心とした利便性の高い金融サービスを提供することをミッションとしており、米Ripple社の分散台帳技術など最新金融テクノロジーを積極的に取り入れ、安全性はもとより、廉価で着金スピードの速い海外送金サービス、12か国語対応の顧客サポートなど、お客様の利便性向上に日々取り組んでいます。

 

昨年からは住信SBIネット銀行を所属銀行とする銀行代理業の許可を受け、技能実習生・特定技能外国人に特化した利便性の高い給与振込銀行口座の提供を開始しました。これにより、日本で就労する外国人にとって必要な「郷里送金と給振口座」の一体型サービスを多言語対応で提供できるようになり、利用者だけでなく、外国人を雇用する企業にも認知度を高めています。

 

一方、しののめ信用金庫は、群馬県富岡市に本店を置き、群馬県南部と埼玉県の北部を主な営業エリアとする群馬県最大手の信用金庫です。群馬県には、外国人住民数の人口比率が5％以上の市町村も複数あり*⁴、しののめ信用金庫の営業エリアにもそのような地域が含まれています。同金庫は「愛本位主義」を基本理念に掲げ、金融サービスを通じて顧客企業の事業価値や生活の質の向上、地域全体の価値向上に貢献する「価値創造金庫」としての役割を果たしており、顧客企業で就労し、今後ますます重要になる外国人就労者にとっての、言語コミュニケーション面でのストレスを軽減し、金融サービスアクセスの利便性を向上させる選択肢の提供など、多様化する地域社会における包摂性の促進も課題ととらえ、積極的に使命を果たしています。

 

しののめ信用金庫の地域社会からの信頼に根差した顧客基盤と、各種課題解決、付加価値創造の選択肢として、当社のもつ多言語対応力、利便性の高い国際送金サービス等の告知を行うことにより、地域企業で就業する顧客の利便性向上、金融包摂の実現を支援することを目的として、本提携に至りました。

 

当社は、今後もお客様のご要望を第一に考え、「新たな価値の提供」「顧客中心主義の実現」に努めてまいります。

 

 

*¹　群馬県 　「群馬のまちの現状について　- 群馬県の人口の動向と将来の見通し」（2024年6月28日）

https://www.pref.gunma.jp/page/11467.html

*²　群馬県　令和5年12月末時点の外国人住民数の情況（2024年2月13日）

https://www.pref.gunma.jp/site/tabunka/627443.html

*³　厚生労働省　群馬労働局：「外国人雇用状況」の届出状況まとめ（令和５年10月末現在）

https://jsite.mhlw.go.jp/gunma-roudoukyoku/content/contents/001702336.pdf

*⁴　群馬県　外国人住民数（市町村別）R5.12.31現在

https://www.pref.gunma.jp/uploaded/attachment/616440.pdf

 

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